私のアトピー性皮膚炎とステロイド使用の経歴

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4歳ごろから皮膚炎を発症

私が覚えている限りでは、4歳ごろからお尻にじゅくじゅくの皮膚炎があり、痒みで泣いていたのを覚えています。母親からは、「掻くな!掻くから悪くなるんじゃ!」と怒られいたのを覚えています。この頃から恐らくステロイドを処方され使用していました。もちろん、小さかった私にはステロイドにどのような作用(副作用)があるかは知るよしもありませんでした。成長するに連れて皮膚炎は軽快していきましたが、乾燥肌ではあったので、DHCのオイルや保湿剤クリームはずっと塗っていました。私の兄も妹も小さい頃はアトピーが若干ありましたが、おとなになった今でも症状が残っているのは私だけです。これは恐らく、私が兄弟の中で一番ステロイドを使用しており、皮膚の自然治癒力に影響を与えてしまったのではと考えています。なぜならステロイド(副腎皮質ホルモン)は、通常であれば皮膚の下でも作られ皮膚を正常にしますが、外用することにより、体内でのステロイド(副腎皮質ホルモン)の生成力を弱めるではとの考えからです。

小学生・中学生時代

小学生時代は、アトピーの症状は殆どありませんでしたが、皮膚が乾燥しているという状態でした。普通の生活を送り、何の問題も感じていませんでした。乾燥し易い季節には、たまに親が持ってくる保湿剤を使用し乾燥を防ぐ程度でしたが、覚えている限りでは完全なきれいな肌になるということはありませんでした。成長するにつれ、症状はさらに軽快し、たまに保湿剤を塗る程度でした。

 

高校生時代

高校生になる頃には、アトピーの症状はほとんどなく、アトピーであったことも忘れている程でした。乾燥季節に保湿剤を塗る程度の普通の高校生でした。ひたすら音楽に没頭していました。

 

大学時代(1~2年生)

高校生時代と同様に、症状は全くと行っていいほどなく、冬に保湿剤を使用する程度。学生寮に住み、みなで食事・お風呂と生活していましたが、アトピーを感じることはありませんでした。毎日皆でお風呂ではしゃいでいました。朝食と夕食は栄養十分な食事が出る為、環境も良かったといえます。このころ英語を集中的に学習しました。

 

留学時代(3年生)

大学3年次には、交換留学生として欧州に1年間留学しました。毎日料理し、皆で近くの湖で泳ぎ、ジムで体を鍛え、勉強し、とても健康的な生活を送り、ストレスもほとんどなく過ごしていました。とてもいい経験でした。アトピーであったこともすっかり忘れ、自分の肌がすべすべで好きでした。寝る時にほっぺと腕をすりすりしてました。喫煙し始めたのもこの頃です。

 

大学時代(4~5年生)

日本に帰国後、経済学部であったのでさらに経済学を学び、就職活動をはじめました。就職活動のストレスがたたったのか、この頃からまたアトピーの症状が出始めました。この頃もまだステロイドの作用(副作用)を良くわかっておらず、症状が出たときには使用し、収まれば使用を停止するという具合でした。数日は症状がよくなりますが、しばらくすると皮膚炎がまた出て来るという繰り返しでした。この頃からステロイドを使用しないと炎症が収まらない状況になってきました。ステロイドの効果を疑い始め調べ始めたのもこの頃です。この先、ステロイドなしで生きていけるのか?ステロイドで症状をコントロールしていかないと行けないのかという一種の諦めもありましたが、そのうち良くなるだろうと深く考えてはいませんでした。

 

社会人生活

大学卒業後は、外資系企業に就職し主に会計・財務の戦略・業務・ITコンサルタントとなりました。環境の大きな変化がありストレスはもちろん感じていました。就職1日目(つまり入社式の日)の夜に体が痒くなったのを覚えています。大学時代と同様に、症状がひどくなったときにはステロイドを使用していましたが、保湿クリームは手放せなくなっていました。完全にステロイド依存・保湿依存になっていたと感じています。健常者からすれば、この状態は異常だと思います。私の皮膚は異常でした。ですがこのころはまだ症状をステロイドでコントロール出来ていました、2017年秋ごろまでは。。。

 

直近3ヶ月

2017年秋頃から右手手のひらがまったく症状が収まらなくなり、おかしいと感じ始めました。亀裂があり、極度に乾燥し、一番強力なステロイドを使用しても症状は良くなりませんでした。良くなっても、手のひらの痒みが収まらず、掻き壊してしまいの繰り返しでした。もしこの症状が全身に広がったらと考えると、怖くなりました。そんな状態では普通の生活は送ることは出来ません。私の体の何かがおかしいと感じ始め、恐らくこれはステロイドの影響か?それとも生まれ持った性質なのか?もしくは、環境が原因か?ダニやハウスダストのアレルギーが原因か?様々考えました。ネットで調べに調べ、体に良さそうなことに取り組みました。カーペットを捨て、部屋を毎日掃除するようにし、添加物は出来るだけ避けるようにしました。しかし一向に症状に改善は見られません。調べる中で、ステロイド外用剤が良くないことを知り、使用を停止してみました。いわゆる脱ステロイドです。ステロイドを直近数年間は毎日使用していたために、私の自然な皮膚治癒力は弱く、恐れていた自体が起こりました。右手だけだった炎症が体全体に広がりました。特に直近数ヶ月重点的に塗っていた箇所はひどくなりました。脱ステロイドのリバウンドだと思いました。この症状を経験し、ステロイドは単なる対症療法でありアトピー性皮膚炎を完治出来るものではないと強く確信しました。このころは毎日出張していたのですが、仕事にいけなくなり、チームに迷惑をかけ仕事を休ませて頂くことになりました。滲出液が体中から溢れ出て、ひどい落屑があり、体を動かすことも出来なくなりました。一人暮らしのこの状態では生きていくのが困難なため、ステロイドを使用しない入院治療が可能な病院を調べると、阪南中央病院が出てきたので、即座に入院させて頂くことになりました。
このサイトでは、ステロイドを使わずにどのよな治療を続けることで症状がどう改善していったのかを記載しています。私と同じように苦しむ世界中の人々に少しでも有益な情報となることを願っています。

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